2006/12/26

マンション建設中止求め仮処分を申請

来年三月に旧町名「袋町」が復活する金沢市尾張町二丁目地区で、まちづくり協定の高さ制限を超えるマンション計画をめぐり、同地区の住民六人が二十三日までに、日照が妨げられる損害を受けるとして、広島県内の業者に建設工事の差し止めを求める仮処分を金沢地裁に申請した。同協定には法的な強制力がなく、業者が高さ変更に応じずに空文化することを恐れた住民側が「協定は守るべき」というお墨付きを裁判所に求めた格好だ。

業者側は「弁護士と相談して今後の対応を決めたい」とし、業者側が応じれば七月初旬にも双方の主張を聞く第一回審尋が同地裁で行われる予定である。仮処分申請が認められれば、住民側が建設を強制的に禁止することができる。

同地区では、先月二十二日、住民らでつくる「袋町・博労町界隈(かいわい)まちづくり協議会」が市と協定を締結。協定は、建物の外観を落ち着いた色調とすることや風俗関係施設の立地を認めないなど、住民が自発的に制限を設けることで景観を守り、住みよいまちづくりを目指している。この中で、建物の高さ制限も設けられた。マンション建設地は、高さ三十一メートルに制限されている。

申立書によると、業者は協定に違反する四十一・三メートルの十四階建てマンションの建設を計画。この通り建設された場合、住民は一年の半分以上の期間で午後の日照を奪われるなど、深刻な被害を受けるとしている。

(北国新聞社より引用)


法的な強制力のない協定って何だろう。
需要があって、供給するものがいれば今回のニュースのようなことは起こりうるわけで。

言い分は分かるけど、協定を結ぶ時点で考えるべきではなかったのかな。


【PR】生命保険はこちら。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム